捨て猫あめの物語-前編-



【この記事は2018/1月25日にブログに記載した記事から、追記して生きていたころ、そして、亡くなった後のお話が始まります。】

今日のように寒く、お天気の良い日に愛猫が亡くなったのはもう先週のこと。

写真は亡くなる前日の姿。


最後の一週間は食事せず水だけ。それでもいつもと変わらず自力で歩き、寒い外で用を足し、誰にも迷惑をかけずに最後まで淡々とじっと過ごす姿はまるで瞑想する僧侶のようにも見え、本当に素晴らしい猫でした。

我が家は何かしら常に動物を飼っていますが、一度もペットショップで買う事はなく、いつも捨てられていたり、身寄りがなかった猫や犬を飼います。今回も縁あって我が家にやってきた愛猫も都会からこの田舎にやってきました。家族皆が癒された10年。改めて感謝。そしてそんないいご縁をくれた幼馴染にも大感謝です。


・・・愛芽のブログにちょこちょこ登場していた愛猫。ここであめに関するブログは終わったはずでした。

けれど、昨年ひょんなことから仲良くなった友人によって、またあめを思い出すこととなったのです。

だからまずは、一昨年亡くなった愛猫との出会いからお話を始めます。

、当時の私や家族のストーリーも含めながら。


名前は「あめ」東京生まれのオス猫です。

雨の日に大きな声でにゃーにゃーと泣いていた捨て猫。だからあめという名前をつけて拾ってくれた優しい飼い主さんが私の幼馴染。

ちゃんと病院に診てもらって猫インフルエンザにかかっているのもわかりました。去勢手術もきちんとされ、素晴らしい飼い主さん。そうして一年ほど過ぎた頃、幼馴染が飼えない状況になり、一先ず友人や知人のお家で転々とし、彼女の実家に一時預けられました。


そうして、都会から田舎へと渡ってきたあめちゃん。

けれども、彼女の実家では既に猫を飼っていたため、誰か飼えないかと探していたところに、ちょうど飼っていた愛猫が亡くなって数年が経ち。猫恋しい我が家。

猫好きな父と姉にグッドタイミングで、元々家族ぐるみで知り合いだった我が家にお声が掛かり、あめちゃんは我が家にやってくることになりました。


私はその時、まだ名古屋に住んでいましたが、父が脳梗塞で倒れたり、私は私で大きな転機の中にいて、シルバーアクセサリーブームが去った為、経営難に悩んでいたオーナー。

仕事で一緒に車に乗車していた時、事故に遭い、そのまま働いていたお店は閉店。

ちょっとストーカー気味な彼氏とようやく別れられたり、ありとあらゆる出来事が一気に押し寄せ、その後もこれでもかっといわんばかり盛りだくさんの辛い状況を体験しつくして、沢山の学びと色んな気持ちの中、未来へ進む方向性が見えてきた。

私が名古屋にいる意味はない。もう帰ろう…


そう決意し、最後に名古屋で個展をして、地元に帰る決意をしていたところでした。今思えば何とか地元に帰らすためにことごとく終わらしてやろう的な神様たちの配慮にも思えますが(笑)

そうして、私よりも一足先に実家にやってきたあめちゃんに続くように私も一緒に暮らすこととなりました。家族旅行でいったん自宅に帰省した時は、まだやってきて数週間。

お家を転々としてきたせいで、なかなか心を開いてくれない様子。都会っ子なので、田舎の猫にも追われる始末。一番高い場所にある神棚でじっとしていました。食欲もなくみんなで心配しました。

2か月後、私が戻って来た頃にはすっかり、家族になついて心を開いていました。憶病で寂しがりや。他の猫にすぐやられちゃうけど、やさしくてかわいいオス猫と私も一緒に生活をし始めたのです。

私とあめが仲良くなるのは早くて、当時は独立資金を貯めるためにデザイン会社に勤務していたのですが、帰宅後は、私のベットで一緒に寝る事が多くなりました。…と、私は猫好きなのに猫アレルギーなので、足元で寝てもらっていました。一番なついているのが父なのだけど、母が寝室に入られるのを嫌がるのでもっぱら私の部屋へ。


そして、夜中になるとすっと部屋を出て夜遊びをするくらいまで男らしくなっていったあめ。都会っ子なので、生きたネズミを捕ることはなく、他の猫にやられて死んだネズミを見つけてきては、お椀の横にそっと置いておく(笑)

多分おもちゃ感覚。

朝は、5時くらいからご飯でにゃーにゃーと父を起こし、その後私の部屋の前にやってきて、私のベッドで寝るというのがほぼ日課。


私がふられて泣いているときはふっとそばにやってきてくれる優しい子。

小さいときから愛猫達にはいつも癒しをもらっていました。

言葉を話さなくたって心で分かり合えるのだから一番ホッとする。

私がジュエリーの創作で心を大事にするのは思えばそのせいなのかもしれません。。


後編に続く…





このお話は愛芽の不思議ノート3/18日掲載した記事より>>愛芽の不思議ノート

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